神奈川県公立高校入試において、志願変更最終日にはどれくらいの志願者数変動があるものなのでしょうか。
神奈川全県模試は Twitter で、2016(平成 28)年度入試における変動を丁寧に説明しています。
目次
志願3日目は予備日 変動はほぼない
まず、志願期間(平成 31 年度入試では1月 28 日から 30 日までにあたる期間)の最終日は「予備日」であり、志願者数の変動はほとんどないといいます。
☆最終日の変動の可能性について1☆
最初の志願期間の最終日は、予備日ですので、最大でも3名程度の増加にとどまるのが一般的です。本年も1/31→2/1での増加は、岸根・鎌倉などの3名が最多でした。
しかし、志願変更期間の場合は、もう少し大きく変わる可能性があります。— 神奈川全県模試 (@info_ken1) 2017年2月7日
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志願変更3日目は変動がある
その一方、平成 28 年度入試の志願変更期間(平成 31 年度入試では2月4日から6日までにあたる期間)最終日には、少なからぬ変動がありました。
☆最終日の変動の可能性について2☆
昨年の場合、志願変更2日目と最終日の間に(土)(日)を挟んだため、考える時間があった分だけ、変更した生徒が増えた可能性はありますが、次のような状況でした。— 神奈川全県模試 (@info_ken1) 2017年2月7日
平成 28 年度入試日程
平成 28 年度入試における志願変更の日程は
平成 28 年2月4日(木)から2月8日(月)まで
でした。
まさにツイートにある通り、志願変更2日目と最終日との間に土日が挟まっています。
平成28年度 神奈川県公立高校入試の日程を教育委員会が発表
https://kanagaku.com/archives/6767
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低倍率の高校には最後まで増える可能性
定員割れの場合、また、低倍率の場合には、最後まで志願者数が増える可能性があります。
☆最終日の変動の可能性について3☆
昨年2/5→2/8で志願変更により5名以上増加した高校・学科は7つ。
昨年の最大は永谷で19名の増加。278名定員に対して、2/5時点で268名でしたが、最終日で287名(1.03倍)になりました。— 神奈川全県模試 (@info_ken1) 2017年2月7日
☆最終日の変動の可能性について4☆
昨年、志願変更最終日の増加が2番目に多かったのは麻生総合の9名。ただし、最後まで定員割れでした。3番目は7名というのが3校ありました。
今年はどうなるか分かりませんが、低倍率の高校では、まだ5名以上増える可能性もあるということになります。— 神奈川全県模試 (@info_ken1) 2017年2月7日
志願者数が減った例は?
一方、大幅に志願者数が減る例はあまりないようです。
☆最終日の変動の可能性について5☆
反対に、志願変更最終日に5名以上減少した高校が昨年は5校ありました。
もっとも減った高校で8名の減少でした。
これも今年どうなるかは分かりませんが、ひとつの参考にしていただければと思います。— 神奈川全県模試 (@info_ken1) 2017年2月7日
週末を挟まない平成 31 年度入試はどうなる?
平成 31 年度入試では、志願変更2日目と3日目(最終日)との間に週末が挟まっていません。
このため、平成 28 年度入試のときよりも、日程的には志願変更をしづらいものと思われます。
しかし、年々制度の周知が進んでおり、特に定員割れ・低倍率の高校については、予断を許しません。