四谷大塚の「中学入試過去問データベース」は宮崎日大(宮崎日本大学中学校)首都圏入試の過去問を掲載しています。
掲載年度は2015年度から2018年度まで。掲載教科は原則として算数・理科・社会の3科目です(2017年度のみ国語の掲載もあります)。
問題のみの掲載で、解答はありません。
四谷大塚,「中学入試過去問データベース」, https://www.yotsuyaotsuka.com/chugaku_kakomon/system/index.php ,2019年1月6日閲覧.
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問題の難度は妥当なのか
よっとワンツー五郎さんは、2016年度首都圏入試に対し、アメブロで批判を綴っています。
ほぼ解くことの出来ない問題を前に50分を過ごす…
想像しただけで可哀想ですせめて計算問題を出して欲しかったです…
宮崎日大の入試担当の方は、今回の子どもたちの出来をみて、来年度はもう少し受けさせたくなる問題にして下さい。算国の合計点で30点に満たなくても合格って、受験生を馬鹿にしすぎですよ…
※ よっとワンツー五郎,「宮崎日大の入試問題はどうなんでしょう。」, https://ameblo.jp/yotto1256/entry-12115931235.html ,2016年1月14日(2019年1月6日閲覧).
2016年度 算数
2016年度入試における宮崎日大の偏差値は、首都圏模試の結果偏差値で「37」です。それを考えると、確かに難度の高い入試問題だったと言えるでしょう。
宮崎日大が求める受験生の偏差値帯と、実際に合格とした受験生の偏差値帯とがずれているのを感じます。
首都圏模試センター,「女子4月版 2016年中学入試 結果偏差値一覧(合格率80%)」
https://www.syutoken-mosi.co.jp/application/hensachi/upload/201604josi.pdf
2018年度 算数
2018年度入試になると算数が易化します。首都圏模試を思わせる構成・難度となった他、大問2の図形では、小問が細かく分けられるという配慮付きです。
入試問題を改善し、受験生の実態に合った出題にしたことがわかります。