3月24日(月)に発売された『AERA』2014年3月31日号の大特集「捨てる哲学」に、品川女子学院校長の漆紫穂子先生へのインタビュー記事「子どもへの依存を捨てる」が掲載されています。
目次
ひとりひとりと向き合う私学の教育
「子どもへの依存を捨てる」というのがいったいどういうことなのかということは誌面を読んでいただきたいのですが、記事のなかで「ああ、やっぱりそうだよね」と思わされたのが、私学の校長先生の懐の深さです。
記事は漆先生が、相談に来た高校生の保護者の方にアドバイスをなさったエピソードから始まるのですが、公立の高校で校長先生がひとりひとりの保護者の方々に個別にアドバイスをするということはあまりないのではないでしょうか。
こうしたことは面倒見の良い私学だからこそできることだと感じました。
卒業生が戻ってくる学校
同様の感想をもったのが、先日行われた「2014キリスト教学校合同フェア」での、ある県内私立女子校の校長先生のお話です。
そちらの女子校には卒業生がよく訪ねて来てくれるそうで、ついこのあいだも「娘もぜひ通わせたい」という方が校長先生のもとを訪れたそうです。
「自分がその学校でとてもよく面倒を見てもらったので、子どもも同じように育ててほしい」という元生徒さんに恵まれているというお話でした。
こうした面倒見を始め、私立の学校にはそれぞれ特色があり、偏差値や大学進学実績だけでは分からない良いところがたくさんあります。
これから学校説明会も数多く開かれますので、受験をするご家庭であれば、さまざまな学校の先生方にお話を聞いてみることをおすすめしたいと思います。
参考
※ 品川女子学院,http://www.shinagawajoshigakuin.jp/。