エナジードリンク「モンスターエナジー」の自動販売機が相鉄「三ツ境」駅の南口ペデストリアンデッキに設置されています。
京急「品川」駅ホームに設置され「魔剤府天満宮」として話題になったもの。「魔剤」は同飲料を指す隠語。
目次
相鉄 三ツ境駅の「魔剤府天満宮」
※ 2022 年9月撮影。
京急 品川駅の「魔剤府天満宮」
※ 2022 年4月撮影。
「カフェイン問題」
松本俊彦,公開 2017年7月5日(更新 2017年7月6日 10:02),「カフェインは我々に翼を授けてくれるのか、それとも翼をもぎ取るのか 本当に必要なのは、「エナジー」なのか?」,https://www.buzzfeed.com/jp/toshihikomatsumoto/caffeine,2022 年 10 月6日閲覧.
- https://web.archive.org/web/20221006062546/https://www.buzzfeed.com/jp/toshihikomatsumoto/caffeine
- https://megalodon.jp/2022-1006-1525-45/https://www.buzzfeed.com:443/jp/toshihikomatsumoto/caffeine
- https://archive.ph/MAA5o
気がかりなのは、「本来は休むことが必要な人ほど、自身のパフォーマンスに不満を抱き、疲弊しきった心身に栄養ドリンクやエナジードリンクで鞭打っている」という可能性だ。
たとえば〔中略〕
そう、彼らに必要だったのは、エナジーではなく休養であった。
コーヒー2、 3杯には160~240mgのカフェインが含まれており、これは、わが国で市販されているエナジードリンク2、3本分だ。その意味では、カフェイン問題は単にエナジードリンクだけを断罪してすむ話ではないのだ。
大切なのは、カフェインとうまくつきあうことだ。死亡事例の多くは5~10gのカフェインを摂取しているが、1日1gのカフェイン摂取でも、不整脈やけいれんなどの中毒症状を起こす危険が著しく高まる。カフェインの摂取量は1日400~500mgまでにとどめることが必要だ。
※ 355 mL のモンスターエナジー1本に含まれるカフェインは 142 mg。
バルザックの真似だけは絶対にすべきではないが、それでも私は、エナジードリンクを飲みながら学問に打ち込む学生や研究者を咎める気にはなれない。実際、海外の研究室を訪れると、「グランデ」サイズのコーヒーマグを片手にウロウロしている研究者の多さに驚く。そんなに大量に飲んで大丈夫なのか、といささか心配にはなるが、缶ビール片手にやるよりははるかにまともな研究ができるだろう。