教職員人事異動

横浜市立小中高、開港記念日は条例で閉庁日 権限は教育長

「横浜市立学校の管理運営に関する規則」第4条(小中学校)・第 36 条の3(高校)は、開港記念日を「休業日」と定めています。

この休業日に関して、特に小中学校の校長先生にはまったく裁量が認められていません。第4条 第4項は

教育上特に必要があるときは、教育長は、同項第7号に規定する休業日〔開港記念日〕を授業日とすることができる。

と定めています。権限は鯉渕教育長に。


横浜市立学校 教職員の働き方改革プラン

「横浜市立学校 教職員の働き方改革プラン」2021 では

学校閉庁期間
(開港記念日)6月2日
(夏季休業期間)8月3日~16 日
(冬季休業期間)12 月 27 日 28 日 1月4日 5日

と赤い文字で下線付きで開港記念日の学校閉庁が強調されており、鯉渕教育長がそこを授業日とすることもありえなさそうです。

「プラン」には

開港記念日である6月2日について、令和4年度より学校閉庁期間として設定できるよう制度改正を実施。

とあります。こうした閉庁は今年度から。


参考文献

横浜市 総務局 総務部 法制課,「横浜市立学校の管理運営に関する規則」,https://cgi.city.yokohama.lg.jp/somu/reiki/reiki_honbun/g202RG00001153.html,2022 年4月1日施行.