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横浜高校野球部に入るために最低限必要な成績とは?

今年のプロ野球ドラフト会議2014がきょうの午後、都内で行われます。

今回、神奈川県内の高校からは以下の4人の選手がプロ志望届を提出しています。

  • 淺間大基(横浜) – 東京都・牛込一中(新宿シニア)
  • 高濱祐仁(横浜) – 福岡県・金田中(飯塚ライジングスターボーイズ)
  • 佐藤雄偉知(東海大相模) – 神奈川県・中央中(厚木ボーイズ)
  • 宗佑磨(横浜隼人) – 神奈川県・玉縄中(中学野球部)

※ この他に横浜創学館の寺島彩未さんが女子プロ野球入りを目指します。

さて、これら野球の強豪校では、入学の際にいわゆる「スポーツ推薦」制度が設けられています。ここではそのなかから横浜高校の「スポーツ推薦」の概要について確認してみましょう。

野球をするなら特性コース

まず、横浜高校には以下の3つのコースがあります。

  1. 特進コース
  2. 文理コース
  3. 特性コース

このなかで、特にスポーツに打ち込むために用意されているコースが特性コースです。

平日は5時間目までの授業で、月曜日から木曜日までは13時59分、金曜日は14時29分までで授業が終わります。土曜日は2時間目までで、10時43分に授業終了です。放課後に練習に打ち込む時間がたっぷりと確保されてます。

特性コースの選考基準

特性コースの選考基準は以下の2つだけです。

  1. 評定に「1」がないこと
  2. 横浜高校部活動顧問または入試担当者から承諾を受けている者

※ 但し、部活動ないし校外でのクラブチーム等の活動を3年間続けること。

3年生前期(1学期)または3年生後期(2学期)の成績のうち、一番良い成績で選考します。

※ 書類選考はなし

つまり、成績基準としては5教科に「1」さえなければ選考基準をクリアできるわけです。3年生の前期(1学期)に5教科すべて「2」以上であれば、その後の成績は無関係であるとも言えます。

しかし逆に、たとえ140キロの球を投げられようと評定「1」があれば横浜高校に入れないとも言えるわけで、高校野球の大舞台に立つためにも、最低限の成績は取らなければなりません。

横浜高校2015年度入試向け学校案内パンフレット

参考

平成26年度 夏の全国高校野球神奈川大会ベスト4各校の野球推薦