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横浜清風の通学路 石難(いわな)坂に政子の井戸 保土ケ谷

JR 保土ケ谷駅から横浜清風高校への通学路にあたる石難坂(いわなざか)には、北条政子のエピソードが残る「政子の井戸」があります。別名「御所台の井戸」。

石難坂(いわなざか)は「かなさわ・かまくら道」(旧金沢道(金沢・浦賀往還))にある急坂で、「政子の井戸」の名は、政子がこの井戸の水で化粧をしたことに由来します。


政子の井戸

文字起こし

御所台の井戸(政子の井戸)

この道は、旧金沢道(金沢・浦賀往還)、俗称金沢横町と呼ばれる道で古くより鎌倉へ到る道として知られていました。この坂は、石難坂(石名坂)といい、坂の上の辻に北向地蔵があります。

鎌倉時代、源頼朝の妻政子がここを通りかかった時、この井戸の水を汲んで化粧に使用したと伝えられ、「御所台の井戸」と呼ばれています。

また、保土ケ谷宿の苅部本陣(保土ケ谷町一丁目 68 番地)に江戸時代、将軍が休息した時、御膳水としてこの井戸の水を使用したと伝えられています。

(社)横浜国際観光協会
横浜市教育委員会文化財課
平成4年3月

※北向地蔵がある交差点(坂の上の辻)がちょうど横浜清風高校への入り口です。


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