神奈川新聞は 2019 年8月 17 日、
廃業の名チョーク韓国へ
製法継承、世界から注文
と題した記事を掲載しました(22 面 社会面)。
同内容の記事が日本経済新聞のホームページにも8月 20 日付けで掲載されています。
目次
書き心地のよいチョーク
羽衣チョークはその書き心地のよさから、多くの先生方が愛用してきました。しかし、生産していた羽衣文具(愛知県春日井市)が 2015 年に廃業。羽衣チョークファンもダストレスチョーク(日本理化学工業)などへと流れました。
本当に羽衣ブランドのチョークは素晴らしいですね。
日本で今一番売れているチョークのブランドは「ダストレス」というのですが、それを3〜5本使って書く量をフルタッチチョークは1本で十分賄えます。
私は高校生ですが、羽衣チョークの魅力に取り憑かれています。
左 羽衣チョーク
右 ダストレス pic.twitter.com/Ddu1CCCT15— 老人 (@heiyasuresure) March 3, 2020
そうです。ぼくの本の最初に、海外の研究者がスーツケースに入れて持って帰ったと書いたのは羽衣チョークでした。牡蠣殻が材料だったそうですね。日本画で使う胡粉も同じ。あっちは大丈夫かしら? https://t.co/qJC57E3cxZ
— 内村直之 (@Historyoflife) January 29, 2020
セジョンモールからいまでも買える
日本ではもう手に入らないかと思われた羽衣チョークですが、製法と機械とを引き継ぎ、韓国のセジョンモールが生産を継続しています。
Amazon などでかんたんに購入することができます。
参考
日本経済新聞,「廃業の名チョーク、韓国へ 製法継承で世界から注文」,https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48746860Q9A820C1000000/,2019 年8月 20 日.
Internet Archive
https://web.archive.org/web/20200306233112/https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48746860Q9A820C1000000/