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2020年度 神奈川県公立高校入試 スマホ等の持込みについて

神奈川県公立高校入試では、試験会場への携帯電話・スマートフォン・ウェアラブル端末などの持ち込みが禁止されています。


携帯・スマホは持ち込み禁止

2020 年度入試用の『志願のてびき』5ページには、

学力検査当日は、携帯電話や PHS、スマートフォン等の携帯情報端末を検査会場に持ち込むことは禁止です

と明記されています。


例外は大雪の予報の場合

例外的に大雪予報の場合には持ち込みが許可されますが、その場合にも以下のような手順を踏まなければいけません。

事前に保護者から中学校へご相談ください。持ち込むことになった場合は、会場に着いたら電源を切り、氏名、受検番号を記入した封筒(中学校名入り)に入れ、高等学校の指示に従ってください

※『てびき』には「大雪」と書かれていますが、志願者説明会で教育委員会の先生のお話をうかがう限り、大雪以外のケースはあまり想定されていなさそうです。


もし持っていたら

もし携帯電話・スマートフォンなどを試験会場に持ち込んでしまうとどうなるのでしょうか。

不正行為に

『令和2年度実施要領等取扱い』8ページによれば、

高等学校の指示に従わず、検査会場内で携帯電話等を所持していた場合は、不正行為とみなされることがあり、高等学校長が不正行為とみなした場合はその受検者の措置を決定する。

とされています。

不正行為に対して高校の校長先生は

すべての検査を終了の後、該当生徒をすぐには帰宅させず、在籍(出身)中学校の担任等及び保護者に来校を依頼し、原則として同席の上で状況を説明し、保護者とともに帰宅させる。

という措置を取ります(『取扱い』24 ページ)。

選考の対象から外れる

『令和2年度 神奈川県公立高等学校の入学者の募集及び選抜実施要領』13 ページによれば、合格者の選考は

不正行為又は妨害行為を行った者を除き

行われます。つまり、たとえ定員割れをしていても、不正行為を行った場合には合格できません。


もし鳴ったら

妨害行為に

『令和2年度実施要領等取扱い』8ページによれば、

高等学校の指示に従わず、検査中に携帯電話等が検査室内で鳴った(バイプレーションを含む。)場合は、妨害行為とみなされることがあり、高等学校長が妨害行為とみなした場合はその受検者の措置を決定する。

とされています。

妨害行為に対し、高校の校長先生は不正行為に対する措置と同様の措置を取ります。不正行為の場合と同様に、選考の対象から外れ、たとえ定員割れしていても合格できません。


Sources

2020 年度 神奈川県公立高校入試志願者説明会 配布資料
https://kanagaku.com/archives/31277