すばる進学セミナーの中本順也先生と、イルム元町スクールの甲斐昌浩先生とが、それぞれ神奈川県公立高校入試における「面接シート」の書き方を公開なさっています。
目次
すばる進学セミナー 中本先生
高得点につながる面接シートの書き方 神奈川県公立高校入試
http://offspleiades.net/interviewsheet/
2018 年1月 19 日(2020 年1月 22 日閲覧)
面接シートを書く際の7つのコツ
〔中略〕
面接シートを記入していく上でもっとも気をつけた方がいいこと、最大の注意点が、このNGワードを入れてしまうことです。このNGワード……
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イルム元町スクール 甲斐先生
神奈川県公立高校入試 面接シート講座<志望理由編>
https://www.illume-edu.com/posts/5400390/
2018 年 12 月 12 日(2020 年1月 22 日閲覧)
よくある「高校の○○という取り組みがよいと思った」だけではただの高校紹介になってしまいます。そのようなよさのある取り組みを「私は」どのように活用していきたいかを具体的に考えることが重要……
神奈川県公立高校入試 面接シート講座<中学校生活&長所編>
https://www.illume-edu.com/posts/5404822/
2018 年 12 月 13 日(2020 年1月 22 日閲覧)
具体的な出来事を思い出し、「私」と「私に関わった人々」を登場人物とするドラマを描きます。……
「面接の評価の観点」を踏まえて
中本先生と甲斐先生との記事のなかで、「面接シート」を書く際の注意点は網羅されていますが、蛇足を承知で付け加えるとするならば、
「面接の評価の観点(学校ごとの観点)を踏まえているか」
といったところでしょうか。
選考基準の元データ右側には、「面接の評価の観点(学校ごとの観点)」が記載されています。これは、「共通の評価の観点」に加えて各高校が得点化する観点です。
「共通の評価の観点」は
- 入学希望の理由
- 中学校での教科等に対する学習意欲
- 中学3年間での教科等以外の活動に対する意欲
の3点で、それぞれ面接シートの1,2,3に対応します。
「面接の評価の観点(学校ごとの観点)」が設定されている学校を受検する場合には、面接シートの4「自分自身のよいところは」や、1,2,3に自然に含めるような形で、「学校ごとの観点」に関するやり取りにも備えられるとよいでしょう。
おりこうさんな作文から一歩ふみ出して
受験生のみなさんが一生懸命書いた面接シートに赤を入れさせて頂くとき、ときおり
「それって、具体的にはどういうこと?」
と思うことがあります。とてもよく書けていて、サッと読む分には非の打ち所がないような作文なのですが、よく考えると誰でも書けそうで、また、どこの高校にも出せそうなのです。中本先生が書かれた「NG 例」のような作文です。
そういった作文の能力ももちろん大切でしょう。しかし、せっかくの面接シートなのですから、「あなたにしか書けない、その高校にしか向けられていない言葉」を書いてほしいと思います。