吉野万理子の近刊『南西の風やや強く』に、校名こそ伏せられているものの、七里ガ浜高校と鎌倉高校とが登場します。
目次
『南西の風やや強く』あらすじ
狩野伊吹(かのう・いぶき)は、エリートの父親から「首都圏でもっとも難関だと言われる中高の一つ」聖慶学園中学校に進学することを期待されていた。しかし、自らの意志で公立中学校へと進む。父親を襲ったがんに悩み、また、幼馴染の東谷由貴(ひがしたに・ゆき)との距離を縮めつつ、伊吹は高校3年生になっていく。
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七里ガ浜高校
物語が始まって間もなく、伊吹が石島多朗(いしじま・たろう)と長谷から江ノ島まで歩く場面で登場します(31 ページ)。
少し歩くと、右手に大きな建物が二つ見えてきた。一つは線路のすぐ横の公立高校。……もう一つは坂を上った丘にある大きなホテル。
「ホテル」は鎌倉プリンスホテルです。
鎌倉高校
鎌倉高校は伊吹が「横浜恒陽高校」に進学したあとに登場します(121 ページ)。
おれたちの地元には、人気漫画のモデルにもなっている公立高校がある。江ノ電から徒歩すぐの坂道に建っていて、通学が大変そうな遠方からも、わざわざ受験〔原文ママ〕しにくる生徒が大勢いるのだ。せっかくなら、そこを受けたらどうかと先生には言われた。
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参考
新刊『南西の風やや強く』(あすなろ書房)刊行されました。誰も信用できないと思っていた12歳の少年。たった一晩で何かが変わる…。そしてそこからの5年間ーー。鎌倉の海岸通りが舞台です。自分が書店で見かけたらジャケ買い必至の装丁は「城所潤+大谷浩介」、イラストは坂内拓さんですヽ(´▽`)/ pic.twitter.com/QpKCN7eDSF
— 吉野万理子 Mariko Yoshino (@yokohamary) 2018年7月19日
ブログ更新しました。https://t.co/YMVmdhMjFe
新刊『南西の風やや強く』について書きました〜。 pic.twitter.com/a4LCloR1Go— 吉野万理子 Mariko Yoshino (@yokohamary) 2018年7月24日
Sources
吉野万理子,『南西の風やや強く』,2018 年7月 20 日,あすなろ書房.