神奈川県立高校全校が部活動に週２日の休養日を設定

神奈川県教育委員会は15日、すべての県立高校が部活動に週２日の休養日を設けることを明らかにしました。16日の神奈川新聞が１面トップで報じました。

神奈川新聞社カナロコ，「県立高の部活、週２日休養へ　教員負担軽減」

http://www.kanaloco.jp/article/311257

https://web.archive.org/web/20180216013234/http://www.kanaloco.jp/article/311257

2018年２月16日

記事によれば、

年間を通して週平均２日以上に相当する休みを盛り込んだ指導計画を策定し、４月からの適用を目指す

としています。

ポイント

まとめて休養日を設定することも可能

オフシーズンにまとめて休養日を設定することも可能にするとともに、大会への引率が可能な部活動指導員を10校に配置し、効果を検証する。

国の動き

教員の働き方改革を巡っては、文部科学省が昨年12月に緊急対策を発表。スポーツ庁も先月、運動部活動で「休養日を週２日以上設定」するなどの指針案を提示し、高校も準用するよう求めていた。

県議会での答弁

桐谷教育長は「神奈川の教育全体の質の向上を図る」と強調。……同日〔15日〕の県議会本会議で、嶋村公（自民党）、滝田孝徳（かながわ民進党）両氏の代表質問に答えた。

野球部

The Huffington Post Japan，「『監督やコーチが自分の成功体験だけに基づいて無理を強いる』。ダルビッシュ、高校野球の『根性論』を批判『僕が監督なら週２回は休むし、全体練習も３時間で十分』」

2018年２月１日（同16日閲覧）

サッカー部

THE ANSWER，「ドイツ人元Jリーグ監督が“部活”に抱いた違和感「練習が休みと言ったら全員喜ぶ」， https://the-ans.jp/column/16911/ ，2018年２月６日（同16日閲覧）．

Twitter 吹奏楽部

顧問の先生、素敵。

部活で練習するだけじゃなくて、みんなでプロの演奏、吹奏楽だけじゃなくてオケやソロやビッグバンドも聴きに行く機会が作れたらいいな。>RT

— おのれー (@rapparapa18) 2017年9月8日

生徒に「演奏会行くんで部活休みたいんですけど、やっぱりマズいですかね？」と聞かれたので、「いやいや、どんどん行って、感想聞かせて！全体にも還元して！」と言ってみたら、不安そうだった顔が晴れ晴れしていた。そこまで部活を休むことに罪悪感を感じさせているのかなと少し苦しくなりました。。

— おのれー (@rapparapa18) 2017年10月2日

｢音源(楽器や声)から客席(聴衆の耳)までの距離間(数メートル～数十メートル)の空気を振動させる感覚、振動している状態｣と｢イヤホンから数センチの所に鼓膜がある状態｣では状況は全く違う。コンサートホールに行かなければ本当のお手本はない。｢目指すもの｣をイヤホンの中だけに求めないこと。

— 無茶小路洒落篤/山下篤/小澤篤 (@Red_Tuxedo) 2017年12月4日

Twitter 教員の働き方

近々、部活動顧問会があるらしいのでそこで「もうオレはやりません」宣言をしようと思う。「お前らの生きがいを否定はしないから、それに他人を付き合わすな。それを強要したいなら、オレもやりたい部活を創部するし、その副顧問をお前らに強要する」と言い切る。

— デモシカ (@demosica) 2018年1月20日

教員を１０年、同じ年数だけやりたくもない部活に付き合った。定年まではあと３０年。自分の職業人生の４分の１を犠牲にしたんだから、もうこれを若造のタワゴトとは言わせん。オレはこれ以上他人の生きがいのために自分の人生を犠牲にする気は無い、と。

— デモシカ (@demosica) 2018年1月20日

この背景には子育てやらなんやらで数年間、平日は社畜、土日は家畜か部畜かの日々を続けてきたことによる、深刻な疲弊があることも言おうと思う。オレにはもう他人に分け与えられる余裕が深刻に無い。１週間に半日でいいから自分の時間が欲しいと言い続けて早くも６年経った。それだけ無駄に老いた。

— デモシカ (@demosica) 2018年1月20日

労働者から「（残業代「みなし」で良いから）裁量労働制で時間管理されず成果出すまで自由に働きたい」というニーズは現実にある。
でも、これを許すと、その方の水準まで働くことを他の労働者も求められ答えられないと職場からこぼれ落ちる。時間規制は公共のためでもあり、抜け駆けを許さない。

— 嶋﨑量（弁護士） (@shima_chikara) 2018年2月6日

Twitter その他

横浜市立桜丘高校千葉聡先生

若者たちがスポーツや芸術に打ち込める時代が続きますように

陸上部の鈴木くんが関東大会（男子５０００ｍ）に出場します。練習のあと、三年生部員から千羽鶴が贈られました。彼の健闘を祈ってエールをしました。「ことばの冒険者たち」尾崎左永子。若者たちがスポーツや芸術に打ち込める時代が続きますように。http://t.co/XKyYhzJMLG

— 千葉聡 (@CHIBASATO) 2015年6月18日