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桑原茂夫「ちょっと立ち止まって」定期試験問題 横浜市立中学校 H24

平成24年度 横浜市立中学校1年生 前期中間試験では、桑原茂夫「ちょっと立ち止まって」から以下のような問題が出題されました。

桑原茂夫「ちょっと立ち止まって」定期試験問題 公立 H24

傍線①「なるほどそうもいえると教えられた経験は多いことだろう」とはどんな経験か。次から選び、記号で答えなさい。

  • ア 自分のものの見方の間違いを、他人から教えられた経験。
  • イ 自分のものの見方のあいまいさを、他人から指摘された経験。
  • ウ 自分のものの見方が正しいと、他人から認められた経験。
  • エ 自分のものの見方が他人の意見によって、広げられた経験。

A、Bに適切な色をあてはめなさい。

※ 左一の図は「ルビンのつぼ」と題されたものである。……はずだ。い部分を中心に見ると、優勝カップのような形をしたつぼがくっきりと浮かび上がる。このとき、い部分はバックにすぎない。今度は逆に、い部分に注目してみる。すると、向き合っている二人の顔の影絵が見えてきて、い部分はバックになってしまう。

Cに入る接続する言葉を、次から選び記号で答えなさい。

  • ア そして
  • イ ところが
  • ウ たとえば
  • エ あるいは

※ ちょっとすまして図の奥の方を向いた若い女性の絵と見る人もいれば、毛皮のコートにあごをうずめたおばあさんの絵と見る人もいるだろう。、ほかの絵と見る人もいるかもしれない。

傍線部②「たちまち」と同じ意味で使われている語句を、本文中から漢字二字で二つ答えなさい。

傍線部③「見るときの距離」を変える例として説明している図を、次から選んで記号で答えなさい。

  • ア ルビンのつぼ
  • イ 毛皮の女性の絵
  • ウ 化粧台の前の女性の絵

この文章を序論・本論・結論の三つの意味段落に分けるとしたら、次のどの組み合わせが正しいか。次から選び記号で答えなさい。

  • ア 第一段落(1) 第二段落(2)(3)(4) 第三段落(5)(6)(7)(8)(9)(10)
  • イ 第一段落(1)(2) 第二段落(3)(4)(5)(6) 第三段落(7)(8)(9)(10)
  • ウ 第一段落(1)(2)(3) 第二段落(4)(5)(6)(7)(8) 第三段落(9)(10)
  • エ 第一段落(1) 第二段落(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9) 第三段落(10)

6の問題にある意味段落に対して、各段落の上にある(1)~(10)に分けられた段落のことを何段落というか。漢字二字で答えなさい。

この文章を通して、筆者が最も言いたかったことは、どのようなことですか。次から選び記号で答えなさい。

  • ア 中心に見るものや見る距離や角度を変えたりし、独自の見方を発見することに喜びがあるだろう。
  • イ 一面的なものの見方ではなく、いろいろな見方をすると、新しい発見の驚きや喜びがあるだろう。
  • ウ 別なものとしてみるためには、意識して見えたものを捨て去れなければならない。
  • エ いろいろなものの見方の中から、自分で真実の見方を見つけることが大切である。

参考

工藤直子「野原はうたう」定期試験問題 横浜市立中学校 H25

杉みき子「にじの見える橋」定期試験問題 横浜市立中学校 H25

※ 「ちょっと立ち止まって」は『だまし絵百科』が教科書用に書き改められたものです。